無国籍?

Nov 27, 2012 | | 0 comments

多分これは僕がロンドンで16年という年月を生活しているから思う事なのかもしれない。

今、渋谷のTsutayaのスターバックスでコーヒーを飲んでいて感じてしまったことだが。(別にスタバの宣伝する気はないが)なんだか知らないが幸せになってしまった。エキサイトもしてしまった。

なぜって音楽はクリスマスコンピレーションのジャズ。今見える風景は世界で一番有名だろう渋谷の交差点。フランスのプロバンス地方からきたコスメティックブランド、ロクシタン。しかもそれがやってるカフェ。チラホラ見かける外人さん。そして多分英語が喋れるから使いたい気の良さそうな日本人男性が白人の女性に話かえている。彼女も楽しそう。(がんばれーー)ああそうそうここに来る途中、学生時代ニューヨークでよく行っていたイタリアンファストフード店スバ-ロを発見してしまった。感動ものである。

で何を言いたいかというと。。。なんというか無国籍なのである。しかも平和だ。相当量の人がいるのにガヤガヤとしたうるささはない。ぼくはこの場所で瞑想できそうである(英語のブログで前に言ったが)。

正直言ってしまえば無国籍でも何でもないのである。だって外人さんの数は圧倒的に少ない。隣にいるのはフランス人で、その隣はガーナ人、そしてイラン人に、インド人、中国人に、イギリス、アメリカ人がきてブラジル人。これが本当の無国籍。ロンドンでもそうだしニューヨークでもそう。でもぼくはこの場所になにか無国籍さを感じてしまう。むかし誰かから聞いた話だがある人が世界中旅してインドかどこかが一番奇妙な国と思っていたらしいが日本に来て考えがかわったそうだ。つまり日本が一番奇妙な国ということだ。その人は渋谷の事を言っていたような気もするが。

確かにここには日本中の日本人が集まっているから無都道府県籍とも言えそうだが。でも僕が言いたいのはそんなことではない。なぜ無国籍と言う事だ。無国籍といったら矛盾しているのだが、あえて言いたい。それはすべてを受け入れようとする姿勢があるからだと思う。どこが日本を否定しながら世界を受け入れようとする姿勢にも感じられる。ちょっと悲しい気もするが。でも一番の基本姿勢は対立ではなく分ちあう心だと思うのだ。ぼくはそれを強烈に感じる。人種に対して無知な日本人と言う人もいるだろう。でもだから何だというのだ。人種に対して博識で共存しているレイシストだっているんだ。分ちあう心。だから平和なのである。いま天国にいる気分だ。

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