パリ旅行(1) – 色気むんむんの都市パリ

Jan 2, 2012 | | 0 comments

パリはぼくも妻も大好きでこれで4回目の旅行なる。ぼくは総合で6回目妻は5回目になる。今回は12月13日から16日までの3泊4日の旅行となる。

なぜぼくはパリが好きかというと色気があるからである。僕はロンドンにかれこれ15年住んでいるがロンドンが色気のある都市だとは思った事はない。美的な意味において非常にシャープな感じはするが。
じゃなぜ色気があるのかというと、それには感情的な部分と自由なクリエイティビティーが入り混じり歴史に対する尊敬の意識とその重みをシリアスに受け入れそれから新しい物をつくりだすエネルギーがあるからだ。

例えばもしアメリカ人がポンピドゥーセンターをニューヨークに建設したなら大きさとしては半分いや3分の1の大きさでよかったと思うのだが。つまりアメリカにとっては新しいものはコンセプトとした新しければそれでよし。みんな納得するような気がする。でもフランスではそうは行かないような気がする。ポンピドゥーセンター建設にはかなり反対があったらしいが。なぜあんなものを伝統的に美しい建物が隣接する地区に建てるのかと。

だからぼくは思ったのだがもし新しいことをするならば歴史の重みに負けてはいけない。それが建築ならば巨大なものを創って歴史に挑戦する。ぼくはポンピドゥーセンターを見たときにその大きさに圧倒された。なんであんな伝統的な建物が並ぶ地区にあんな近代的な建物を創るのかと思いきや、すぐに僕なりに納得したのである。フランス人は歴史の重みを知っていると。あのくらいのスケールがなければあの建築は受け入れられないのである。ものすごいエネルギーで表現されなければならないのである。大きさがすべてではないがあの大きさは他の歴史的に古い建物に比べれば格段にでかい。圧倒である。ぼくはそう思ったとき「なんとまーフランスは色気がある国なんだろう」と思ってしまった。

他にもまだあるがとりあえずこんなところで。

ポンピドゥーセンターのウィキぺディア

O-ARC(マサ)

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