なぜ僕の頭の中は今クリアーなのか?

2012.12.28 | | 0 comments

今僕の頭の中は本当にクリアーである。

なぜか。簡単に説明できる。ぼくはやりたくない仕事をやってないからである。

日本に4ヶ月いて最初の2ヶ月は親の介護中心だったが後半の2ヶ月は自分のやりたい音楽だけまたはそれに関することをやった。職場からは解雇されお金は無かったので妻や両親に借りた。なんだそれ?おまえはラッキーな奴だ!と言う人もいるだろう。全くその通りである。ぼくはラッキーだ。

この2ヶ月で分かった事は自分のやりたい事を生活の中心に置くとこうも頭の中がクリアーになるのかという事だ。そしてそれは自分への自信にもつながる。

こんな経験は45年の人生で初めてだ。まるで生まれ変わったかのような経験だ。

そしてこの経験は僕に言う。もう言い訳はできない。自分の足で立ち自分で進めと。自分のやりたい事で生きて行けと。

考え、調べ、独特なアイディアを出し、分からなければ人に助けを求めろと言う事だ。一人で悩むことで時間を無駄にする余裕はないということだ。なにしろやってやってやりまくる。人に会って会って会いまくって今の自分には無い観点から物を観れば全く新しい事を成し遂げれる。新しい人に会うことはことの外重要だと言う事を痛感した。

もう本当に人生とは自分でも想像も出来ない展開をする事がある。そして自分でも想像もしなかった人生もあるという事だ。

masa

  • O-ARC
  • O-ARC

無国籍?

2012.11.27 | | 0 comments

多分これは僕がロンドンで16年という年月を生活しているから思う事なのかもしれない。

今、渋谷のTsutayaのスターバックスでコーヒーを飲んでいて感じてしまったことだが。(別にスタバの宣伝する気はないが)なんだか知らないが幸せになってしまった。エキサイトもしてしまった。

なぜって音楽はクリスマスコンピレーションのジャズ。今見える風景は世界で一番有名だろう渋谷の交差点。フランスのプロバンス地方からきたコスメティックブランド、ロクシタン。しかもそれがやってるカフェ。チラホラ見かける外人さん。そして多分英語が喋れるから使いたい気の良さそうな日本人男性が白人の女性に話かえている。彼女も楽しそう。(がんばれーー)ああそうそうここに来る途中、学生時代ニューヨークでよく行っていたイタリアンファストフード店スバ-ロを発見してしまった。感動ものである。

で何を言いたいかというと。。。なんというか無国籍なのである。しかも平和だ。相当量の人がいるのにガヤガヤとしたうるささはない。ぼくはこの場所で瞑想できそうである(英語のブログで前に言ったが)。

正直言ってしまえば無国籍でも何でもないのである。だって外人さんの数は圧倒的に少ない。隣にいるのはフランス人で、その隣はガーナ人、そしてイラン人に、インド人、中国人に、イギリス、アメリカ人がきてブラジル人。これが本当の無国籍。ロンドンでもそうだしニューヨークでもそう。でもぼくはこの場所になにか無国籍さを感じてしまう。むかし誰かから聞いた話だがある人が世界中旅してインドかどこかが一番奇妙な国と思っていたらしいが日本に来て考えがかわったそうだ。つまり日本が一番奇妙な国ということだ。その人は渋谷の事を言っていたような気もするが。

確かにここには日本中の日本人が集まっているから無都道府県籍とも言えそうだが。でも僕が言いたいのはそんなことではない。なぜ無国籍と言う事だ。無国籍といったら矛盾しているのだが、あえて言いたい。それはすべてを受け入れようとする姿勢があるからだと思う。どこが日本を否定しながら世界を受け入れようとする姿勢にも感じられる。ちょっと悲しい気もするが。でも一番の基本姿勢は対立ではなく分ちあう心だと思うのだ。ぼくはそれを強烈に感じる。人種に対して無知な日本人と言う人もいるだろう。でもだから何だというのだ。人種に対して博識で共存しているレイシストだっているんだ。分ちあう心。だから平和なのである。いま天国にいる気分だ。

  • O-ARC
  • O-ARC

僕の分かると親父の分かる

2012.11.3 | | 0 comments

日本に帰ってきてもう2ヶ月以上が経つ。こんなに長く日本に滞在するのは16年間のイギリス生活で初めてだ。この間ちよっと不思議な感覚に陥った。テレビを観ていたらなんだか日本語が少しだけだけどよくわからない。これはちよっと誤解をまねく表現だが。

別にわからないわけではない。ただ聞いていると頭がなにかぼっーとして何か別の言葉を聞いているような感じがするのである。これは初めての感覚なのだ。

16年間で日本での滞在は一年間で普通2週間程度。僕の妻は日本人だから家では日本語だが、こんなに朝から晩まで日本語尽くめの生活がぶっ続けで2ヶ月以上も続く生活は16年間したことがない。多分こんな説明ができるかもしれない。もし犬という言葉20回連続で聞いたら。犬犬犬犬犬犬犬犬犬犬犬犬犬犬犬犬犬犬犬犬。犬というイメージを浮かべずらくなると思う。ただ音だけが頭に残り犬のイメージは薄らぐ。これと同じようなことが起きているような気がするのである。 

日本語日本語日本語日本語、、、、(もしくは若年性認知症のはじまり、、、まあこれではないだろう、、、)日本語は僕の母国語だから英語よりも遥かに理解できる。でも16年間の滞在で日本語に対してこんな意識を持つとは思ってもいなかった。

ここでふと思うのだがいったい分かるとはどういう状態をいうのだろう。僕が日本が英語よりも分かるのは日本語の響きが脳に心地よいからだという事を聞いたことがある。英語の理解力をのばすには英語を聞いて心地よいと脳が感じればのびると聞いたことがある。日本語に脳が慣れきっているから難しいと思うが。でも英語の響きに慣れることは絶対必要だ。だから自分に心地よい響きの外国語を勉強すれば習得もはやいだろう。

でも日本語で自分が分かったと理解した状態の説明はできていない。分かる、、、いったいこれはどんな世界なのだろう。いったいなにがぼくに分かったと解らせるのだろう。ぼくのことを自分の息子と理解できないときがあるアルツハイマー型認知症の親父はいまどんな世界にいるのだろう。

マサ

  • O-ARC
  • O-ARC

自分の中をほじくり回ような過程

2012.10.27 | | 0 comments

今新しい曲を書いているが、今のぼくは何か自分の中をほじくり回すような過程にいる。インスピレーションがくるときは何か光のようなものを感じぱっと出来てしまうしそれは瞬間に始まり瞬間に終わるなにかもやもやしたものだが実に心地よい。何時間も書いているときはそれはなくなり自分を穿り回すような感じだ。頭の中がボーとしてくると同時になにか別の世界に踏み入った感じもする。ある種危険な感じもする。インスピレーションが入ってくる瞬間ともインスピレーションが継続する時とも違う。いま僕はその世界にいる。そしてインスピレーションの到来を待っている。

  • O-ARC
  • O-ARC

楽しいプロセス

2012.10.27 | | 0 comments

日本に帰ってきてもう2ヶ月が経つ。認知症の父も母が退院したのと新しい薬が効いてきたのか大分落ちついてきた。2ヶ月も日本にいるのは16年間のイギリス生活で初めてのことだ。随分日本にも慣れた。というか別に自分の国だから慣れるもへったくれもないのだが。

何か不思議な感じなのである。普通は1年に2週間帰ってくるだけだから日本の色々なことに感動しながらイギリスに戻るのである。でももう2ヶ月日本に。ある意味16年前の感覚に多少戻って日本人としてのぼくが日本を経験しているのである。でもまだほとんどある意味おのぼりさん的に日本のいろいろな事に感動しているのである。礼儀正しいサービス。衛生的な環境。本屋で色々な本に出会えてしかも安い。イギリスでも本は色々あるが比較値段が高い。食事の豊富さ。などなど。

本当にこの国についてもっと学びたいし僕は音楽をやっているから日本の美しさを吸収したい。ただどこに行ってどう吸収するかはもう巡り合わせに任せるしかない。だから時間がかかる。楽しいプロセスだ。と同時に不思議な感じがするのはぼくが海外での生活が長くなっているからだろう。別にそんな事にこだわる必要はないのだが、でも僕はかたちにならないものを必勝で追いかけ何らかのかたちにしたくてしょうがない性分だ。

  • O-ARC
  • O-ARC
1 / 3123